2016年11月27日

人生のエンディングへの準備と考え方

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

人生の荒波を生き抜いて最終的にエンディングを迎えることは必然で、この世に生まれたすべての人間が経験することです。そして最終的にどのようにエンディングを迎えるかという考え方や準備が終活になります。その場合二つの面から考えていくことになります。内面である精神面と外面である環境面です。それは人間に心と体があるからで、両面の整理が必要になります。そうなると、単にその時が来て、その直前に準備をしても間に合わないということになります。美しいハッピーエンドを迎えるための準備で、安らかにこの世を去る、立つ鳥跡を濁さずというエンディングを迎えるために必要な準備です。

考え方としては、好きなように生きてエンディングを迎えるという方法もあります。それも豪快な生き方ですが、どうも気分的にうまくなく、人間の本能としての子孫繁殖やできるだけ幸せに長生きをするという目的にはあわなくなります。ですので終活は非常に大切な作業になります。生まれた時から始まっているとも言えますが、そのためにも自分のオリジナルの方法や信念、考え方が必要になります。また、考えた通り、予定通りにならなくても別に問題はなく、それはそれで軌道修正をしていけばよいということになります。

終活の本質はさっぱりした終わり方とも言えます。環境面では身辺の整理をして未練を残さないようにしていくということですし、精神面では後悔をしないような、気持ちをこの世に残さないような終わり方をするということになります。人生の終わりに近づくにしたがって、心残りを少なくしていくということがポイントです。外面的な環境面では、持っているものへの執着を少なくして、具体的には処分をしていくということになります。また最後まで必要なものもありますから、それらを処分してもらえるようにしておくということがあります。

子孫がいない場合は墓じまいなども利用しておくことも考えておきます。財産が多く財産を争うが予想されたり、相続人がいない場合も遺言などで混乱しないように指示を出しておくということも重要になります。最後まで未練が残ると、この世を去る時に穏やかに行けないのでそれが一番の障害と考えて計画的に進めていく必要があります。

● 参考
葬儀のプロ今村の葬儀の準備まとめ
http://www.imamuranosoginojunbi.org/
>> 公式サイト