2016年12月18日
「一日葬」という新しい葬儀スタイルの特徴
一日葬とは、通常であれば二日間に渡って行われる儀式のスケジュールを、通夜を省くことで一日に短縮して行うという葬儀スタイルのことです。主に都市部を中心として需要が高まっており、従来のスタイルにはないさまざまなメリットがあります。まず挙げられるメリットは、一日だけで済ませることができるため、遺族の精神的・肉体的負担が軽減できるということです。
特に遺族が高齢で、体力的な面で懸念される場合などに向いていると言えるでしょう。次に挙げられるメリットは、スケジュールが短縮される分、会葬者に振る舞う飲食費等の費用負担が軽減できるということです。さらに、遠方から来る会葬者についても、スケジュールが一日で済むため、日帰りでの弔問が可能になる場合があるというメリットもあります。
ただし斎場に関しては、通常通り二日分の費用が必要になる場合もあるため、事前に確認しておく必要があるでしょう。